気まぐれゲーム日記

プレイしたゲームのまとめ。ブログというより自分用メモ。

オリジナルカードを作ろう!

好きなイラストのカードが欲しい……ないなら作ればいいじゃない!!の精神で作ってみました。

作り方が定まってきたので、こちらにまとめたいと思います。

 

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イラストは中央・左は煮こごりスーパーカッコイイ先生、右はろんどさん作

 

用意するもの

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(両面テープ用意したけど使わなかった)

 

なぜレーザープリントなのか?

後述する作り方でイラストを水に浸けるのですが、インクジェットだとインクがにじんでしまうんです。(これで1度失敗しました)

インクジェットはインクを噴射して印刷するため、水に浸けるのはNGなんですね……

レーザーは熱でトナーを圧着させて印刷するもので、水にも強いみたいです。

自宅にレーザープリンターがない場合は、コンビニプリントを活用するのが良いと思います。(私はセブンで印刷した)

参考:【レーザープリンターとインクジェット】それぞれの違いや用途をご紹介!|激安ネット印刷の東京カラー印刷通販

 

作り方

イラストをラミネートに転写

透明なフィルムにイラストを転写していきます。

まずはイラストを適切な大きさにカット。

さらにイラストより大きいサイズでラミネートフィルムをカットします。

あとで使うものもあわせて計3枚切り出しました。

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ラミネートフィルムの1枚をイラストに貼り付けます。

この時にヘラを使ってしっかりと貼りあわせます。

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洗面器にお湯を溜めて、ラミネートフィルムを貼ったイラストをIN!

もちろん水でも大丈夫なのですが、お湯の方が浸透が早い感じがしたのでお湯を使っています。

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なかなか見ない光景

紙に水が浸透したら、イラストを取り出します。

最初はタイミングが難しくて慣れませんでした。

紙の裏面にイラストがにじむくらいになったら頃合いかな……

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紙を手でこすって剥がしていきます。

するとなんと……!ラミネートフィルムにインクが転写されています!

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最初は難しく感じますが、だんだんと力加減がわかってきました。

紙が全てとれるまでこすります。

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白い部分はインクがついていないので、透明になります。

こすり終わったら、イラストの裏面(紙がついていた方)に切り出しておいたラミネートフィルムを貼りつけます。

ホコリ等が入るのが嫌なので、濡れたままやってます。

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ヘラで水を抜きつつぴったりとくっつけます

クリアカードの完成!

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背景が透けています
白版作り

このままだとイラストがスケスケなので、透けないように裏面を白マジックで塗りつぶしていきます。

まずは極細で縁取り。

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その後細字で塗りつぶしていきます。

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今回は神羅〇象チョコ風にしたかったので、さらに極細で縁取りをしていきます。

これでイラストが透けなくなりました。

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白の部分も色がつきましたね
背景・裏面作り

背景と裏面を作っていきます。

今回はamifaのデザインペーパー「天体図」を使用しました。

イラストのサイズより大きめにホログラムシートを貼り付けます。

ホログラムシートはとても薄いので、気泡が入らないようにヘラを使いつつ端からゆっくり確実に貼っていきます。

もし気泡が入ってしまった場合はカッターなどで小さな穴をあけて空気を出す応急処置もあります。

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イラストのラミネートフィルムとホログラムシートを貼った背景とのりで貼り付けます。

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この時点でかなりテンションが上がる

次に裏面を作ります。

勿論作らずここで完成にしてもOKです……!

裏面に使いたい部分にラミネートフィルムを貼り、カットします。

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今回はカードっぽい厚みが欲しかったので、この作った裏面を厚紙に貼り付けます。

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最後の仕上げ

あとは表面と裏面を貼り付け、適切な大きさにカットすれば完成です!

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とてもかわいい

そして……

これは完全に好みなのですが、コーナーパンチを使って角を丸くするととても「それっぽく」なるのでオススメです。

ただし、私の作り方だと紙がかなり厚くなるのでコーナーパンチで切り取るのは少し難いです。

なので私はコーナーパンチで跡をつけてそれに合わせてハサミで切ったりしています。

(参考までに、彫刻刀の丸刃で角を整える方法も以前見ました)

完成!!

並べるととてもテンションがあがります。

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最後に

少し手間はかかりますが、必要な材料のほとんどが100均で揃うので、オリジナルグッズを作るのが好きな人にはぜひとも挑戦してもらいたいなと思ってまとめました。

キラキラしたカードが並んでいるととても楽しい……

私は市販のスリーブがぴったりになるように、トレカのスモールサイズ(59mm×86mm)かレギュラーサイズ(63mm×88mm)で作るようにしています。

背景をホログラムの折り紙にしたりとアレンジも色々できるので、もっと模索していこうと思っています!

 

謝辞

カード作成の際イラストを貸してくださり、ブログへの掲載を許可していただきありがとうございました!

煮こごりスーパーカッコイイ先生:Twitter @moguru_taberu

ろんどさん:Twitter  @game_nadosuru 

 

参考

カードの作成において、以下のサイト・動画を参考にさせていただきました。

www.vanguardorica.com

nico.ms

 

 

 

ダークファンタジーなアクションRPG『ENDER LILIES』

以前『Hollow Knight』をやってから「こういうシステム好きだなぁ」と思っていたのですが、「メトロイドヴァニア」ってジャンルがあるんですね、初めて知りました。

というわけで、インディーワールドでも紹介されていた『ENDER LILIES(エンダーリリーズ)』をプレイしました。

ひとつのエンド到達まで9時間、実績コンプリートまで20時間ほどでした。

体感40時間くらい遊んだ気がするんだけどな……

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プレイの感想

ダークファンタジーな世界観

主人公のリリィ自身が戦うのではなく、浄化した魂の力を借りて戦っていきます。

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リリィの前に現れる黒騎士、かっこいい……

倒したボスを浄化し、そのスキルを使って探索を進めたり新たなボスと戦うシステム。

 

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街、協会、地下共同墓地……様々な場所が、ダークな世界観で綺麗に描写されています。

どこにいっても綺麗だった。

そんなグラフィックに合うような美しいBGMもとても良かったです。

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(少女が異形を従えてるのが好きな人にもおすすめ)

 

レベルのシステム

『ENDER LILIES』は2Dアクションゲームだけど、レベルのシステムがあります。

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左上の「1」の文字。

敵を倒すと経験値が溜まっていき、レベルアップすることでリリィが成長します。

そのため、レベリングすれば敵を倒しやすくなります!

道中の敵を倒していけばそれなりにレベルが上がるので、そこまでレベリングに時間を費やした感じはしませんでした。

ただボスのステータスが適正レベル前提のステータスなので、アクションの技術でサクサク進めたい!という人には少し面倒に思うかも……?

 

探索好きに優しいマップ

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未回収があるかどうか、一目でわかるようになっている

『ENDER LILIES』のマップは初期から見れるようになっていて、しかも未回収のアイテムやルートの有無が分かるようになっている!これは嬉しかった。、

新しいアクションを獲得して再び探索しようというときにとても便利。

また、チェックポイントへのファストトラベルも早い段階で解放されるので、探索へのストレスがかなり軽減されるように感じました。

 

世界観が好きならやってほしい!

実績コンプまで20時間でしたが、「え!?40時間くらいやってなかった!?」って感じるくらいのめりこんでました。

世界観がすごく好きだなぁ……。

収集要素を終え、エンディングを見たとき、「エンダーリリーズってそういうことか……!」と唸ってしまった。

素敵なゲームだから、色んな人にプレイしてほしいと思いました。

アクション要素はあるけど、レベルを上げて何回か挑んでパターンを覚えれば勝てる……はず……!

気になった方はぜひともプレイしてみてください!

 

ja.enderlilies.com

store-jp.nintendo.com

 

地図を動かし冒険する『CARTO』

インディーワールドで紹介された動画を見て気になっていた「CARTO(カート)」をプレイしました。

地図を動かすことで物語が進むという、他にはない体験ができるパズルアドベンチャー

です。

クリアまでは5時間ほど、クリア後の実績回収に2時間ほどでした。

 

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不思議な地図を持つ女の子の物語

飛行船でおばあちゃんと一緒に暮らしている主人公の女の子。

おばあちゃんは地上の土地とリンクした不思議な地図を作っています。

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しかし、とあることがきっかけで、主人公は地上に放り出され、地図もバラバラになってしまいます。

主人公の女の子カートは、地図の欠片を集めながらおばあちゃんとの再会を目指して冒険することになります。

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地図の欠片を組み合わせて道をつくる

道中様々なところで地図の欠片を手に入れることができます。

そしてその地図の欠片を、自分が今いる場所とくっつけることで移動が可能になります。

くっつけるだけでなく、時には回転させたりして。

これがとても楽しくて、だんだんと頭をひねらないといけなくなるのがとても良かった……

 

ただ土地を開拓するだけでなくて、地図上の住民たちが話すヒントをもとに地図を正しく並べることで新しい建物が現れたり、地図の欠片が現れるギミックがとても面白い!

 

手軽に遊べておすすめ!

エンディングまで長くなく、実績も多くはないため、手軽に遊べるゲームだなと思いました。

私は楽しくてほぼ一日で駆け抜けてしまったくらい。

いつもと違うパズルゲームをやってみたい人におすすめなゲームです。

みなさんもぜひ遊んでみてください!それでは~!

 

store-jp.nintendo.com

ジェルキャンドル作成の備忘録

初めに

とある日、唐突に思いついた

ジェルキャンドルを作りたい!!!

 

その勢いのまま試行錯誤した作品がコチラ↓

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初心者なりによく出来たと思います(自画自賛)

今回はそんなジェルキャンドル作りについて纏めようと思います。

 

材料と用意した道具

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・クラフト用キャンドルゼリー (Seria)

・キャンドル芯 (CanDo)

・クラフトベース ラウンド (CanDo)

・ダブル盃 (Seria)

ドライフラワー各種 (ユザワヤ)

・ステンレス製 計量スプーン (Seria)

・ピンセット

・鍋

ほとんど百均で揃う……すごい時代になったなぁ……

 

クラフト用キャンドルゼリーはCanDoでも売ってるという情報を見ました。

キャンドル芯が売ってたあたり、おそらくあったけど売り切れたんだと思います。逆にSeriaにはキャンドル芯がなかった。

そこそこ使うので、複数本購入するのが良いと思います。

今回は透明2本、青1.5本使用しました。

 

計量スプーンは、キャンドルゼリーを湯煎するのに使いました。

ステンレス製のは熱が均等に伝わりやすくて良いと見たので……

ただ、計量スプーンだと一度に湯煎出来る量が少ないので、他に良い道具があったらそちらを使っても大丈夫だと思います。

 

制作

計量スプーンにキャンドルゼリーを入れ、湯煎します。

この時沸騰してしまうと気泡が入ってしまうため、しっかり様子を見ながら温めます。

完全に溶けたら、小さい方のグラスにゆっくりと流し込みます。

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割り箸でキャンドル芯を固定する方法を試しましたが、手でおさえても良かった気がする……

 

キャンドルゼリーを入れたグラスを一回り大きい方のグラスにいれ、隙間にドライフラワーを入れていきます。

夜空に咲いた花火を作りたかったけど、紺色の着色剤がなかったため、紺色の花も入れました。

あとは黄色とピンクの花をメインで。
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そして隙間に透明のキャンドルゼリーを入れて完成!

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制作してみて

まず、計量スプーンで湯煎してるから、1回で溶かせる量が少なくて時間が結構かかりました。

でも量が多いと温める時にムラが出来るから、これでいいのかな……

 

キャンドルゼリーは思ったより粘性があって、表面張力がすごかった……

本来は内側のキャンドルに注ぐべきでしたが、あまりにももりもりになってしまったので、途中から隙間に直接注ぎました。

また、計量スプーンをジェルが伝って上手く注げない場面が多かったため、割り箸とかを伝わせれば良かったなぁと思いました。

 

思ったより気泡が入ってしまったのは反省点ですが、初心者でもそれっぽく仕上がったと思います!

 

参考サイト

制作に当たって参考にさせていただいたサイトです。

https://gardenstory.jp/lifestyle/2657https://gardenstory.jp/lifestyle/2657

https://craftie.jp/style/article/1553

 

 

 

 

オリジナルマグネットを作ってみた!

久しぶりにどこかの水道業者のマグネットがポストに入っていたので、「これは!」と思って図画工作しました。

 

※公式の物に手を加えている、限りなく黒に近いグレーの二次創作です。作る時は自己責任、金銭の発生するやり取りはダメ、ゼッタイ!

 

用意するもの

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  • マグネットシート(ポストに入ってた)
  • マグネットにしたいイラスト
  • 両面テープ
  • 白い紙
  • 手張りラミネートシート
  • ハサミorデザインナイフ

 

今回はポケモンパンのデコキャラシールとガオロードを使うことにしました。

 

作り方・デコキャラシール編

デコキャラシールは背景が透過してしまうので、白い紙に貼ります。

粘着力が弱いので、両面テープで貼り付けました。

その上から手張りラミネートを貼ります。

ラミネートは見栄えの好みなので、なくても大丈夫です。

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さらにマグネットシートに両面テープで貼って、カットすれば完成!


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作り方・ガオロード編

ガオロードは裏表を分離させる必要があるため、まずは2~3時間ほど水に浸けます。f:id:flcrown:20211205211626j:image

 

取り出すと簡単に裏表が剥がれます。

絵柄の方に付着してる残りの紙を擦って剥がします。

ある程度綺麗になればOKです。
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そのままだとまぐマグネットシートの絵柄が透けてしまうので、こちらもデコキャラシールと同じように白い紙を両面テープで貼ります。

その後、マグネットシートも両面テープで貼り付けます。
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切ります……が、細かいのでハサミだとキツイところも……デザインナイフが欲しい……
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完成!

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比較的綺麗に切り取れました。

これで冷蔵庫が華やかになります!!

 

みなさんもぜひ作ってみてくださいね〜!

それでは!

0から始めたクトゥルフ神話TRPG

クトゥルフ神話TRPG、CoCと呼ばれているものを始めました。

きっかけはとある動画で「ダイスの女神」を目撃してしまって、自分でも体験したいと思ったから。

あれからいくつかセッションをやらせてもらったため、今回はどんな風にクトゥルフ神話TRPGを始めていったか纏めようと思います。

クトゥルフ神話TRPGとは?とか魅力とかについてはもっと詳しく書いてある記事があると思うので、今回は備忘録を書きました。

これから始めようとしている人の手助けになれば幸いです。

※この記事はTRPG及びCoC初心者が書いたものです。あくまで備忘録という扱いでお願いします。

 

クトゥルフ神話TRPGに必要なもの

・ルールブック

・ダイス

・一緒にやってくれる友達と時間(※最重要)

 

ルールブック

これに関してはちょっと書くことが増えるので後述します。

 

ダイス

クトゥルフ神話TRPGでは一般的な6面のサイコロ以外にも色んな種類のダイスを使用します。

もちろん現物を揃えてもいいですが、私が行ったセッションではWebダイスというものを使用しました。

Webダイス↓

ダイスロール|クトゥルフWEBダイス

 

一緒にやってくれる友達と時間

これの確保が本当に難しい……。

ルールブックを買っても友達は着いてこないので()

TRPGゲームマスター(クトゥルフ神話TRPGではキーパー、KP)とプレイヤーで行われるので、最低でも自分以外にもう1人は必要。

また、シナリオによっては7時間やそれ以上かかるものもあるため、日程を合わせるのもなかなか大変だなぁと感じました。

 

ルールブックについて

TRPG全般において不可欠なのがルールブック。

参加者は全員持っているのが前提で、募集によってはルールブック未所持では参加できないものもあるとか。

まあゲームで言うゲーム機本体みたいな物だから当然なのですが……。

1冊6000円以上するし、何が書いてあるか分からない分厚い本は買うのを躊躇う人もいると思います。

そんな人は無料で公開されている「クイックスタート・ルール」を見れば大丈夫かなと思います……と書きたかったのですが、この記事を書いてる時点で該当記事が削除されてしまっていました……。

もし一緒にやる人がいるなら、試しにルールブックなしでやってもらうのもいいかもしれません。

要所要所で「これルールブック見た方が分かりやすいな」って処理が出てくるので。

私はタイマンシナリオを回してもらったあと、楽しくてすぐ買っちゃいました。

 

ルールブックはどれを買えばいいのか?

結論から言うと、買うなら6版でいいと思いました。

※ただしやりたいシナリオやよく遊ぶ友達が7版の場合は除く

 

クトゥルフ神話TRPGのルールブックには2004年に発売された6版と2015年に発表された7版(または新クトゥルフ)があります。

 

これが6版↓

 

これが7版↓

 

どこが違うとかは詳しく纏めてる方がいますのでここでは割愛します(私自身がまだよく分かってない)。

 

最初私は「新しい方がこれから一般的になっていく」とのことで7版を買いました。

しかしこの7版、日本で発売されたのは2019年とかなり最近だったらしく、まだまだ6版のシナリオやプレイヤーが多い状況。

「今後も6版で書きます」というシナリオ製作者の方も「6版しかやったことない」というキーパーの方もいるようで……。

何度かセッションに参加させていただきましたが、7版よりも6版の出番の方が多く、結局6版を追加購入しました。

もちろん7版があって困ることはないのですが、「どちらか1冊!」ということなら6版の方がいいのかなぁと思いました。

 

追加購入したもの

サプリメント」という、ゲームで言うパッチやDLCのようなものがあります。

追加ルールだったりシナリオ集だったりデータ集だったり。

私が購入したのは現代日本用のサプリ、「クトゥルフ2010」です。

(7版の2020も購入したのですが、ここでは割愛)

 

元々ゲームの舞台は1920年代で、基本ルールブックには現代にしかないような職業(アニマルセラピストとか)はあまり載っていません。

そこを補うのがこの「クトゥルフ2010」で、現代日本向けの職業と取れる技能が載っています。

追加コンテンツなので、基本ルールブックさえあれば持っていなくても遊べますが、「持っていると便利」みたいな感じです。

 

難しいと感じたところ

暗黙のルール

ハウスルールで「技能値の最高は○○まで」と決めてる人もいるし、「この技能取ってないの!?」とかもある……。

とりあえず『目星』『聞き耳』『図書館』『精神分析』は取るということは学んだ。

「推奨技能」と書かれているものも、どれくらいまで取るのが良いのかとかも難しい。

6版では「50%はその技能でかろうじて生計を立てることができる」、7版では「50%~74%は技能で生計を立てることができる、学士号に相当。75~89%はエキスパート、修士か博士号に相当」と書いてありました。

そういうのを見るとキャラクター設定的にあんまり高くしたくないなぁと思いつつも、「推奨技能は高く持ってこい」みたいなのも見かけてしまい、「高いってどれくらい……?」となってしまったことも。

最近は必要な技能だけ先に振り分けてキーパーに確認してもらうようにしました。

 

モチベーションの違い

TRPGのプレイヤーには「なりきりやキャラクターを動かすことが楽しい人」「探索をしっかりやりたい人」「どんどん先に進みたい人」……色んな人がいます。

どんな風にプレイしたいかというモチベーションの方向性が違うと、微妙な雰囲気になってしまうこともあるらしく……。

私はまだそういう場面に出会ってませんが、人間同士で話し合いながら進めるゲームはそういうこともあるんだなぁと少し身構えています。

 

シナリオとの相性

TRPGはシナリオの内容(シナリオのギミックや黒幕等……)を知ってしまうと十分に楽しむことができない。

そのためネタバレを踏まないようにシナリオを調べると……初心者じゃどういうのが向いているのかが分からない!

いくつかクトゥルフ神話TRPGのシナリオを見てきましたが、「キャラクター同士の対話がメインのもの」「探索をして謎を解く脱出ゲームのようなもの」「ホラー要素の強いもの」……沢山の種類があります。

自分がやりたい傾向が分からなかったり苦手な表現がある時はシナリオ選びに足踏み状態になってしまうことも。

今のところキーパーをやってくれる人に見てもらって判断してもらったり、その人が回せるシナリオの中に合いそうなのがあれば回してもらうようにしています。

 

結論

まずは感覚の近い親しい人とやろう!!

これに尽きる……。

ルールの確認をしやすかったり、キャラクターの相談をしやすかったり、そういう人と始めることがすごく大事だと思いました。

セッションを淡々と進めるか茶番を挟むか等、雰囲気も人によって大きく左右されるので、まずは見知った人とやって色々と相談にのってもらうのが1番かなと思います。

 

最後に

クトゥルフ神話TRPGめっちゃ楽しいよ!!!

立ち絵が描けなくてもPicrew(Picrew|つくってあそべる画像メーカー)のようなサイトを活用して用意することができます。

(※TRPGでの使用を許可していないものもあるので注意)

演技が出来なくても「〜と言うと思います」でOK。

気になってる人には是非1度体験してもらいたいな……と思って記事を書いたので、少しでも助けになれば幸いです。

 

参考

クトゥルフ神話TRPG ルールブック(6版)

クトゥルフ神話TRPG ルールブック(7版)

クトゥルフの呼び声 (TRPG) - Wikipedia

技能値の目安 - picotan2015 @ ウィキ - atwiki(アットウィキ)

不思議な心の中を旅する『Figment』

ティザームービーの独特な雰囲気に惹かれて、心の中を旅するというアクションアドベンチャーゲーム『Figment』をプレイしました。

エンディングまでは3時間半ほどでしたが、もっと遊んでいたような満足感があるゲームでした。

 

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Figment(フィグメント) ダウンロード版 | My Nintendo Store(マイニンテンドーストア)

 

 

アニメーション映画のような世界

舞台はとある人の心の中。

絵本のような手描きテイストの背景がとても素敵。f:id:flcrown:20210427185120j:image

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とにかく世界観が良い。

ロード中に表示されるマップを見て、好みだと思った人は「買い」なゲームだと思います。

 


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ストーリーは心に巣食った悪夢を追いかけ戦うもの。

セリフは全て英語ですが、和訳の字幕がついています。

洋画を見ているような英語のセリフと独特な言い回しがとても心地よい……。f:id:flcrown:20210427185549j:image


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道中やボス戦ではパズル要素があります。

アクションアドベンチャーと題してありますが、戦闘に特別なアクションのテクニックはいらず、謎解き要素の方が大きいような感じがしました。

(昔のゼルダの伝説シリーズのボス戦のような……)

 

謎解きの難易度は高くなく、行ったり来たりするのが少々面倒なくらいで、サクサク進めるのも良かったです。

 

 

散らばった記憶を集めて

各地に心の持ち主の記憶(ピンク色の光の玉)が散らばっています。

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これはストーリーに関係の無い収集要素ですが、これらを集めることで、心の持ち主の人生を垣間見ることができます。

 

 

世界観を彩る音楽演出

『Figment』はどのステージもBGMがとても良い。

ブログの記事じゃ伝えられないのが残念なほど、良い楽曲ばかりでした。

敵が出てきたりトラップがある場所でのBGMの切り替えも良く、独特な世界観をさらに素敵にしていました。

 


そして『Figment』ではキャラクターがよく歌う。

ディズニー映画か?ってくらい歌います。f:id:flcrown:20210427190923j:image


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でもそれも良い演出で、前述の心地よい英語も相まって、ボス戦での楽曲を聴き直したいくらい……。

サントラが欲しくなるけど、ゲームをやってる最中に聴くからこそなものもあり……。

 

 

仄暗いトゥーンタウン

心の中の住民はほとんど出てきませんが、様々なところに家があります。

ノックした時の反応が、どこかディズニーランドのトゥーンタウンを思い出させるような……。

 

 

心地よい英語、ミュージカルのような曲、可愛いようで薄暗い雰囲気……。

ディズニー作品のダークな部分が好きな人にはめちゃくちゃ刺さるのでは?と思った作品でした。

 

きっと好きになる人が沢山いるであろう『Figment』。

少しでも「好きかも?」って思ったら是非とも遊んでみてください!