気まぐれゲーム日記

プレイしたゲームのまとめ。ブログというより自分用メモ。

0から始めたクトゥルフ神話TRPG

クトゥルフ神話TRPG、CoCと呼ばれているものを始めました。

きっかけはとある動画で「ダイスの女神」を目撃してしまって、自分でも体験したいと思ったから。

あれからいくつかセッションをやらせてもらったため、今回はどんな風にクトゥルフ神話TRPGを始めていったか纏めようと思います。

クトゥルフ神話TRPGとは?とか魅力とかについてはもっと詳しく書いてある記事があると思うので、今回は備忘録を書きました。

これから始めようとしている人の手助けになれば幸いです。

※この記事はTRPG及びCoC初心者が書いたものです。あくまで備忘録という扱いでお願いします。

 

クトゥルフ神話TRPGに必要なもの

・ルールブック

・ダイス

・一緒にやってくれる友達と時間(※最重要)

 

ルールブック

これに関してはちょっと書くことが増えるので後述します。

 

ダイス

クトゥルフ神話TRPGでは一般的な6面のサイコロ以外にも色んな種類のダイスを使用します。

もちろん現物を揃えてもいいですが、私が行ったセッションではWebダイスというものを使用しました。

Webダイス↓

ダイスロール|クトゥルフWEBダイス

 

一緒にやってくれる友達と時間

これの確保が本当に難しい……。

ルールブックを買っても友達は着いてこないので()

TRPGゲームマスター(クトゥルフ神話TRPGではキーパー、KP)とプレイヤーで行われるので、最低でも自分以外にもう1人は必要。

また、シナリオによっては7時間やそれ以上かかるものもあるため、日程を合わせるのもなかなか大変だなぁと感じました。

 

ルールブックについて

TRPG全般において不可欠なのがルールブック。

参加者は全員持っているのが前提で、募集によってはルールブック未所持では参加できないものもあるとか。

まあゲームで言うゲーム機本体みたいな物だから当然なのですが……。

1冊6000円以上するし、何が書いてあるか分からない分厚い本は買うのを躊躇う人もいると思います。

そんな人は無料で公開されている「クイックスタート・ルール」を見れば大丈夫かなと思います……と書きたかったのですが、この記事を書いてる時点で該当記事が削除されてしまっていました……。

もし一緒にやる人がいるなら、試しにルールブックなしでやってもらうのもいいかもしれません。

要所要所で「これルールブック見た方が分かりやすいな」って処理が出てくるので。

私はタイマンシナリオを回してもらったあと、楽しくてすぐ買っちゃいました。

 

ルールブックはどれを買えばいいのか?

結論から言うと、買うなら6版でいいと思いました。

※ただしやりたいシナリオやよく遊ぶ友達が7版の場合は除く

 

クトゥルフ神話TRPGのルールブックには2004年に発売された6版と2015年に発表された7版(または新クトゥルフ)があります。

 

これが6版↓

 

これが7版↓

 

どこが違うとかは詳しく纏めてる方がいますのでここでは割愛します(私自身がまだよく分かってない)。

 

最初私は「新しい方がこれから一般的になっていく」とのことで7版を買いました。

しかしこの7版、日本で発売されたのは2019年とかなり最近だったらしく、まだまだ6版のシナリオやプレイヤーが多い状況。

「今後も6版で書きます」というシナリオ製作者の方も「6版しかやったことない」というキーパーの方もいるようで……。

何度かセッションに参加させていただきましたが、7版よりも6版の出番の方が多く、結局6版を追加購入しました。

もちろん7版があって困ることはないのですが、「どちらか1冊!」ということなら6版の方がいいのかなぁと思いました。

 

追加購入したもの

サプリメント」という、ゲームで言うパッチやDLCのようなものがあります。

追加ルールだったりシナリオ集だったりデータ集だったり。

私が購入したのは現代日本用のサプリ、「クトゥルフ2010」です。

(7版の2020も購入したのですが、ここでは割愛)

 

元々ゲームの舞台は1920年代で、基本ルールブックには現代にしかないような職業(アニマルセラピストとか)はあまり載っていません。

そこを補うのがこの「クトゥルフ2010」で、現代日本向けの職業と取れる技能が載っています。

追加コンテンツなので、基本ルールブックさえあれば持っていなくても遊べますが、「持っていると便利」みたいな感じです。

 

難しいと感じたところ

暗黙のルール

ハウスルールで「技能値の最高は○○まで」と決めてる人もいるし、「この技能取ってないの!?」とかもある……。

とりあえず『目星』『聞き耳』『図書館』『精神分析』は取るということは学んだ。

「推奨技能」と書かれているものも、どれくらいまで取るのが良いのかとかも難しい。

6版では「50%はその技能でかろうじて生計を立てることができる」、7版では「50%~74%は技能で生計を立てることができる、学士号に相当。75~89%はエキスパート、修士か博士号に相当」と書いてありました。

そういうのを見るとキャラクター設定的にあんまり高くしたくないなぁと思いつつも、「推奨技能は高く持ってこい」みたいなのも見かけてしまい、「高いってどれくらい……?」となってしまったことも。

最近は必要な技能だけ先に振り分けてキーパーに確認してもらうようにしました。

 

モチベーションの違い

TRPGのプレイヤーには「なりきりやキャラクターを動かすことが楽しい人」「探索をしっかりやりたい人」「どんどん先に進みたい人」……色んな人がいます。

どんな風にプレイしたいかというモチベーションの方向性が違うと、微妙な雰囲気になってしまうこともあるらしく……。

私はまだそういう場面に出会ってませんが、人間同士で話し合いながら進めるゲームはそういうこともあるんだなぁと少し身構えています。

 

シナリオとの相性

TRPGはシナリオの内容(シナリオのギミックや黒幕等……)を知ってしまうと十分に楽しむことができない。

そのためネタバレを踏まないようにシナリオを調べると……初心者じゃどういうのが向いているのかが分からない!

いくつかクトゥルフ神話TRPGのシナリオを見てきましたが、「キャラクター同士の対話がメインのもの」「探索をして謎を解く脱出ゲームのようなもの」「ホラー要素の強いもの」……沢山の種類があります。

自分がやりたい傾向が分からなかったり苦手な表現がある時はシナリオ選びに足踏み状態になってしまうことも。

今のところキーパーをやってくれる人に見てもらって判断してもらったり、その人が回せるシナリオの中に合いそうなのがあれば回してもらうようにしています。

 

結論

まずは感覚の近い親しい人とやろう!!

これに尽きる……。

ルールの確認をしやすかったり、キャラクターの相談をしやすかったり、そういう人と始めることがすごく大事だと思いました。

セッションを淡々と進めるか茶番を挟むか等、雰囲気も人によって大きく左右されるので、まずは見知った人とやって色々と相談にのってもらうのが1番かなと思います。

 

最後に

クトゥルフ神話TRPGめっちゃ楽しいよ!!!

立ち絵が描けなくてもPicrew(Picrew|つくってあそべる画像メーカー)のようなサイトを活用して用意することができます。

(※TRPGでの使用を許可していないものもあるので注意)

演技が出来なくても「〜と言うと思います」でOK。

気になってる人には是非1度体験してもらいたいな……と思って記事を書いたので、少しでも助けになれば幸いです。

 

参考

クトゥルフ神話TRPG ルールブック(6版)

クトゥルフ神話TRPG ルールブック(7版)

クトゥルフの呼び声 (TRPG) - Wikipedia

技能値の目安 - picotan2015 @ ウィキ - atwiki(アットウィキ)